2017年 11月 12日
折れたボルトの抜き取り |
私はここ数日、折れた2本のスタッドボルトが抜けなく苦労しています。最初にやれることはすべてやり、(逆タップや溶接でナットをくっつけたりしましたが、点付け程度だと点付けが引きちぎれました。溶かしこむまでするのは、ツールとスキルがなし)最終的にはドリルで穴をあけてほじりだしているですが、熱が入って硬くなったボルトは難物で、ドリルの刃があっというまにがなまり滑ってしまうので、研ぎながら少しづつ掘っています。ボルトの内部がツルツルに丸くなってしまったいるので、超硬バーも煙がでるだけで、削っていきません。固着して取れなかった折れたボルトには比較的慣れているのですが、予感はあったものの、ここまでひどいは久しぶり。
折れたボルトに穴をあけて抜き取るために13000円の超硬ロータリーバーとドリルを足して2で割ったような道具を注文しました。消耗品にしては高価でちょっと迷ったのですが、様々な挑戦をして焼きが入った折れ込んだボルトを抜くには、ホームセンターで売っているような超硬ロータリーバーやドリルでは文字通りまったく刃がが立たないので最終手段です。(ラスペネ、熱、たがね、溶接、逆タップを順番に試してきました)
専門業者に出して抜いてもらうこともできます。しかし苦労すれば苦労するほど(鈍ったドリル刃を研ぐ方法を模索し、どのような切削ツールがあるかを調べ、ホームセンター巡り)面白く豊かなのだと感じます。この経験は自分の糧となります。たとえ次回同じような作業を業者に頼むにしても、業者選定の時にどのように抜くのかと聞けば、その作業者ができる人のなのかが判断できます。
お金さえかければ、自分で考え手を汚さないことも可能ですが、完全に手放してしまうことは豊かさとバーターです。自分ができることだから(あるいは失敗してるから)専門業者に出したときにダメ出しできるし、その仕事に感動できるわけですよね。
by HyperMoto
| 2017-11-12 14:45
| ルノーキャトル Renault 4