フォード プローブGTのパワステオイルを交換した。上から抜いて、抜いた分だけ足したため、全容量は交換ではなく、一部交換したということになります。なにせATF大量に余ってるので、交換できるものは忘れないうちに交換しておくことにしました。
ケンドル・クラシックには、パワステオイルとして使用で来ますと明記されていましたので疑う事無く使用します!本来純正品を使うのが無難でしょう。ただ純正といっても、フォードのものかマツダの純正品かどちらをいれれば良いのかわかりませんね・・・オートラマで売られメンテナンスされていたものはマツダブランドのものをいれていたでしょうし、本国アメリカで発売されたプローブも安いからという理由でフォードではなく、マツダブランドのオイルや部品でメンテナンスされている車両も多いような気がします。実際、プローブと互換性のあるマツダの部品を取り寄せた方が安価なので、流用できる部品はマツダの部品を使っているようです。パワステのタンクは、車体右前方にあります。キャップには短いディップスティクがついています。ネジ式のディップスティックってねじ込んだ位置が測る位置なのか、ねじ込まない位置が測る位置なのか悩みます。私はねじ込んではかっています。昔バイクでねじ込まずオイルレベルを測っていたところ、ねじ込んで測る事が発覚したことがあったので・・・
リザーバータンクというのでしょうかね、タンクの中にはフィルターが入っています。これを抜くと・・・
こんな感じになっておりますので、ここから出せるだけパワステオイルを抜いて、抜いた分を補充します。
バキュームで上抜きしています。
バキュームで引っぱってでてきたパワステオイルです。チューブは無色透明のチューブです。ATFはご覧のように、はまったく汚れておらず、奇麗な透明度の赤色のままでした。交換する必要全くなかったですね。300ccくらい抜けたでしょうか・・・。
あとは、オイルをいれるのですが、フィルターをとりつけ、オイルジョッキから、つ〜っといれたところ、ドバ〜っと溢れました。このフィルターってオイルが落ちるの猛烈に遅いので、まったく中に入らないうちに、溢れたんです。
100ccはこぼれたかな?いや、200ccドライブベルトにかからなくてよかったけれど、エンジンルームの内側車体をつたってそこいら中ドロドロで、車体の裏から流れて地面までべったべたにタレました。これらのオイルをパーツクリーナーで吹き飛ばし、拭き取るのに多くの労力を使いました。手もべったりATFがついていて、革巻のハンドルがピッカピカになってしまいました。パーツクリーナーで拭き取っておきましたが、あまりに拭くとガビガビに油分がとれてしまうので拭きすぎないように注意しました。あとから何か別のオイルを塗り込んでおこう。
ATFをいれてハンドルを回し、減った分をまた足しながら規定量までいれていきます。量が少ないと、「ブモ〜」っと鳴くので足りないとすぐにわかります。
いまの車は電動パワステなので、こうした油圧で動くパワステのメンテナンスもしなくて良いということですね・・・というか、今回は交換する必要まったくなかったですが・・・トホホ。