2015年 05月 19日
DUCATI PASO 750 これまでの色々な画像をアップ |
タンクの錆びとり バイクのタンクは良く錆びる。錆びない加工は難しいのだろうか?
タンク給油口からみると中は茶色。マジックリンとサンポールで錆とります。まずマジックリンを入れて脱脂(入れて揺すって排水。中に入れたまま一日放置)
フューエルメーターは蓋をして、中にサンポールを2リッターほどいれあふれるスレスレまで水で薄めます。一日放置しすぐにマジックリンで中和します。
マジックリンで中和にしっぱい。すぐに錆がうきだしてきました。マジックリンははできるだけ濃いめにいれるのがコツ。業務用の4.5リッターのを5倍弱で薄めました。このタンクの錆びとりの作業の効果は絶大で、マジックリンでの最初の洗浄でですら、ドロドロサビサビの水が大量にでます。サンポールの排出液など、なんといったら良いのでしょうか、何か中で腐っていたとしか思えないような怖さがあります。
二階目のトライ。サンポールを入れたあと、濃いマジックリンを入れて皮膜をつくるのがコツ。奇麗になりました。ただしタンンクの上面だけはなかなか奇麗にならず。なぜならばサンポールは塗装を犯すため、スレスレに入れたもののあふれさせることができず。上面の裏側は手で錆を擦り落とす事にしたためです。
ブレーキキャリパーを割ろうとして、ボルトをへしおりました。完全に固着していました。このブレンボは二つに割る事をあきらめた方が良いです。
あぶろうが、叩いて衝撃をあたえようが無理で、結局2本おりました。ドリルで穴をあけて、もみおとしたのですが、中心を出すのに苦労しました。M10のボルトでしたが、M7までドリルで穴をあけてリューターで掘りつずけましたが、限界まで彫ったあと、最後にタップでえぐり出すことでなんとか取れるという状況。奇麗にクルクルと螺旋の薄皮が取れて来る事はありませんでした。完全固着していました。
折れたボルト。ボルトの首の部分にネジが切ってないので、インパクトレンチなどは、首の部分が捩じれて吸収してしまうのです。ラスペネもなにもまったく効きません。最後は冷やしながら潤滑する、流行の方法しかないか・・・今回は試していませんので、次回は是非トライしてみたいと考えています。
タイミングベルト交換予定
カワサキのエキセントリック・チェ−ン調整機構と少々ちがうので注意が必要
このようなアセンブリになっています。シャフトに開いている小さな6角の穴は、はずすのに特に関係ありませんでした。両サイド巨大な六角レンチを左に回すだけで、取れるしくみになっています。
ウェ−バーも奇麗にあらっておきます。加速ポンプのゴムの交換が必要。またフロートバルブも新品にしておきたい。
現在、画像はないですが、エンジンを降ろしています。コツとしてはエンジンのしたにぴったりの高さの台やジャッキをおいて、フレームを持ち上げて抜きます。
by HyperMoto
| 2015-05-19 03:48
| DUCATI PASO 750