2010年 08月 19日
穴をふさぎました。 |
キャトルのホイールハウスに穴があいてるんです。かれこれ5年くらいは空いているでしょうか・・・。錆止めを塗ってガムテープで蓋をしてたのですが、車検ですしPOR15で蓋をすることにしました。写真では室内の荷物が見えています。
内側からもこんな感じで穴が見えます。POR15ってFRPと同じように使えるのですが、恐ろしい程の強度が出てまして、左後のウイングの腐ったところをPOR15で直した所は全く丈夫で問題ありません。オリジナルにこだわるとか、綺麗にスベスベに使う事に興味はなく道具としてできるだけ長く使い倒すって事で溶接板金にこだわらず直してみることにしました。実際ここを板金で直すとすると、もしかすると、ボディーをラダーフレームから下ろさないとダメ?? たぶん車両価格より高くなること間違い無しだと思われます・・・。
塞ぎました。4〜5プライです。
内側からも貼りつけました。乾いたらさらにプライを重ねるつもりでおります。また、写真は撮っていませんが運転席側の床の穴もPORで塞ぎました。
さて、キャトルのような農業大国フランスが作ったクルマですので、趣味の畑をやるために泥だらけの長靴やスコップやクワ、麦わら帽子にジョウロ、肥料や藁などたんまりと積んで、これぞキャトルの使い方の見本だ!!って状態なのです。が、あるとき畑の近所のホームセンターに停まってる軽自動車をみて驚きました。外観は農作業に使ってるって感じで程良いヤレ具合なのですが、室内が泥だらけ。いや泥だらけというよりも、ダッシュボードが土でできてるのか??って状態なんです。化石というか、室内岩石オープン!!!!写真をとらなかったのが悔やまれますが、エクステリアよりインテリアの方が汚れているクルマってのをこの時初めてみました。いったいどうしたらあそこまで汚れるのかがわかりませんが、その軽自動車を見たとき・・・負けたと・・・。
追伸2010。08,22
さて、今回こうした修理が強引にされたとお嘆きの貴兄に・・・
普通の自動車屋さんで売られてるクルマは、ちょっと穴があるな、塗装の浮きがかすかにあるかも?中はグズグズかもっては、そのまま放置です。ここらあたりつっつくとヤバイってところは、そ〜っとしていおきます。私のキャトルに開いたこの穴も、車屋さんに置いてあれば、そ〜っとそのまま放置されて、そ〜っと売られてしまうのです。実際そんなクルマを買ってしまった訳です。でも私は一見大丈夫そうに見えても、ここオカシイなって思ったら直ぐにつついて穴を大きくして、ジメジメ湿ったところは日にさらさないと我慢できないのです。そ〜っとしておいたほうが高く売れるのはわかりますが・・・。
今回のこの患部の中は非常に綺麗な状態に乾いておりましたので、ジメジメのまま置いておくよりは良かったと思うのです。で、FRPで修理するのど〜なのよ??って事なのですが、私もキッチリ溶接してとは思っていたのですが、FRPで修理されて何の問題もなく道具として使われてる車をみて、いいよねFRPでと。いや・・・キッチリ直した方がいいよ!って意見もわかるのです。わかるのですが・・・。この他にも維持しないといけない車やバイクがたくさんありまして、私のできる方法はこんなところかなぁ・・・楽しんでやってるので許してください。
ちなみにキャトルはラダーフレームなので、ボディーが腐ってもたぶんそれほどオオゴトにはならないでしょう。ただウイングの隙間が腐って、ウイング脱落ってのがありそうなので注意です。
by hypermoto
| 2010-08-19 17:50
| ルノーキャトル