2005年 11月 26日
96年式 KTM LC4 エンジンおろしました。 |
またカメラ忘れてしまった・・・
半分に割るまではできなかったのですが、下ろす事は出来ました。クラッチ側のギア類はほとんどはずしました。あと一時間あったら、エンジン割れていたと思います。
それにしてもバイク屋さんでアドバイスもらいつつエンジンをバラス事がこんなに安心感があって勉強になるとは!1人でやっていたら、壊していたような気がします。大将に感謝!!
LC4のエンジンのオーバーホールのコツについて文章のみでありますが素人の私ではありますが、一言二言書いてみたいと思います。といってもマニュアルに書いてある事がほとんどだと思うのですが・・・。
1:ヘッドカバーの取り外し
■オイルを抜きます
■エンジンの前のほう。クランクの入ってる前あたりに厚い銅ワッシャ―の入ったヘキサゴンボルトがあります。このヘキサゴンボルトを抜いて銅ワッシャ―をはずします。ボルトを止めてあった穴をのぞきますと、圧縮上死点あたりにヘコミがあるので、そこにボルトのみをねじ込むとクランクシャフトが圧縮上死点でロックされます。このようにすれば完璧な圧縮上死点が出てタペット調整も楽ですし、おまけにオーバーホールするときにギア同士をロックさせる必要がなくなります。でも、穴の位置を間違えると、クランクにキズがつきますので、注意です。
■クーラントのドレンが無いようなので、適当なホースを抜いてクーラントを抜きます。
■ヘッドカバーはヘキサゴンボルトで留められていますが、対角線に×を描くように外側から内側へ緩めます。これをしないと、ウォーターポンプにへんな応力がかかったり、カムシャフトにへんな負担がかかりそうなので注意です。
2:シリンダーの取り外し
■20年バイクをいじってきて、今まで1度も使った事のない15ミリのソケットとメガネが必要です。これも対角線バッテンはずしです。15ミリのメガネを使う部分は強烈に固着していたので、足でギューと押してはずしました。手だとはずれませんでした。
3:エンジンを降ろす
■エンジンを固定している全てのボルトをはずすだけですが、エンジンの真下にあるフレームの奥にあるボルトが13ミリのディープソケットがないとはずれません。普通13ミリのディープなんて滅多に使いませんが、前に乗っていたアプリリアのトゥアレグに使用していたので、奇跡的にもっていました。(バイク屋さんでウナル程の工具の中でオーバーホールさせていただいているので、借りればよいのですが、できるだけ自分の工具でやるのに意味があるのだ!ちなみにあまりにも便利なマグネットで落とした部品や異物をを拾ったりする工具はマックツールさんに大将から頼んでもらいました!)ちなみに、このバイク屋さんストレートさんがすぐ近くにあるので、工具は歩いて買いにいけます。なんどか工具を買いに行こう!っと思ったのですが(15ミリのソケットがまだ無い)お金が心細く今回は控えました。
4:クラッチなどの取り外し
■クラッチのバスケットやオイルポンプの駆動ギアなどは普通に取れます。
5:プライマリーギアとカムチェーンを駆動してるギアの取り外し
■プライマリーギアは強烈に締めてあって取れなかったので、エアツールのインパクトを使いました。始めてエアツールを使ったのですが、あっというまにはずれたので、驚きました。恐るべし文明の利器!でも、大将は極力エアツールを使わないようにしているようです。聞いたわけではないのですが、たぶん・・・緩める時も閉める時も自分の手の感覚を使う事でバイクの部品の状態を把握できるからだと思います。
■カムチェーンを駆動ギアはプーラ―で抜くのですが、ここで始めてウッドラフキーというモノがある事をしりました。最初にキーを抜こうとしたのですが、無理でしたので、プーラ―で引っ張るとキーも徐々に抜けてきました。クランクシャフトを痛めないように、シャフトの先端にカバーを取り付けて、プーラ―で引きます。
本日のまとめ・・・
15ミリのソケットと長めのめがね。そして13ミリのディープソケットがないとエンジンが降ろせません。
半分に割るまではできなかったのですが、下ろす事は出来ました。クラッチ側のギア類はほとんどはずしました。あと一時間あったら、エンジン割れていたと思います。
それにしてもバイク屋さんでアドバイスもらいつつエンジンをバラス事がこんなに安心感があって勉強になるとは!1人でやっていたら、壊していたような気がします。大将に感謝!!
LC4のエンジンのオーバーホールのコツについて文章のみでありますが素人の私ではありますが、一言二言書いてみたいと思います。といってもマニュアルに書いてある事がほとんどだと思うのですが・・・。
1:ヘッドカバーの取り外し
■オイルを抜きます
■エンジンの前のほう。クランクの入ってる前あたりに厚い銅ワッシャ―の入ったヘキサゴンボルトがあります。このヘキサゴンボルトを抜いて銅ワッシャ―をはずします。ボルトを止めてあった穴をのぞきますと、圧縮上死点あたりにヘコミがあるので、そこにボルトのみをねじ込むとクランクシャフトが圧縮上死点でロックされます。このようにすれば完璧な圧縮上死点が出てタペット調整も楽ですし、おまけにオーバーホールするときにギア同士をロックさせる必要がなくなります。でも、穴の位置を間違えると、クランクにキズがつきますので、注意です。
■クーラントのドレンが無いようなので、適当なホースを抜いてクーラントを抜きます。
■ヘッドカバーはヘキサゴンボルトで留められていますが、対角線に×を描くように外側から内側へ緩めます。これをしないと、ウォーターポンプにへんな応力がかかったり、カムシャフトにへんな負担がかかりそうなので注意です。
2:シリンダーの取り外し
■20年バイクをいじってきて、今まで1度も使った事のない15ミリのソケットとメガネが必要です。これも対角線バッテンはずしです。15ミリのメガネを使う部分は強烈に固着していたので、足でギューと押してはずしました。手だとはずれませんでした。
3:エンジンを降ろす
■エンジンを固定している全てのボルトをはずすだけですが、エンジンの真下にあるフレームの奥にあるボルトが13ミリのディープソケットがないとはずれません。普通13ミリのディープなんて滅多に使いませんが、前に乗っていたアプリリアのトゥアレグに使用していたので、奇跡的にもっていました。(バイク屋さんでウナル程の工具の中でオーバーホールさせていただいているので、借りればよいのですが、できるだけ自分の工具でやるのに意味があるのだ!ちなみにあまりにも便利なマグネットで落とした部品や異物をを拾ったりする工具はマックツールさんに大将から頼んでもらいました!)ちなみに、このバイク屋さんストレートさんがすぐ近くにあるので、工具は歩いて買いにいけます。なんどか工具を買いに行こう!っと思ったのですが(15ミリのソケットがまだ無い)お金が心細く今回は控えました。
4:クラッチなどの取り外し
■クラッチのバスケットやオイルポンプの駆動ギアなどは普通に取れます。
5:プライマリーギアとカムチェーンを駆動してるギアの取り外し
■プライマリーギアは強烈に締めてあって取れなかったので、エアツールのインパクトを使いました。始めてエアツールを使ったのですが、あっというまにはずれたので、驚きました。恐るべし文明の利器!でも、大将は極力エアツールを使わないようにしているようです。聞いたわけではないのですが、たぶん・・・緩める時も閉める時も自分の手の感覚を使う事でバイクの部品の状態を把握できるからだと思います。
■カムチェーンを駆動ギアはプーラ―で抜くのですが、ここで始めてウッドラフキーというモノがある事をしりました。最初にキーを抜こうとしたのですが、無理でしたので、プーラ―で引っ張るとキーも徐々に抜けてきました。クランクシャフトを痛めないように、シャフトの先端にカバーを取り付けて、プーラ―で引きます。
本日のまとめ・・・
15ミリのソケットと長めのめがね。そして13ミリのディープソケットがないとエンジンが降ろせません。
by hypermoto
| 2005-11-26 21:34
| KTM LC4 400SC