2005年 09月 07日
ルノー4(キャトル)について 古い車を始動させるための儀式 |
たまに古い車をネットで検索したり、車の本を読んでいると、「ビンテージカーに乗るためには、それなりの儀式が必要なのだ!」なんて書いてある。「おお!いったいどんな儀式が?」なんてワクワクして読むと・・・
一 まずドアを鍵で(鍵穴に鍵を突っ込んで回して)開けなければならない。
二 チョークを引かなければならない
三 チョークを調整し暖気しなければならない
なんて書いてある。
中には、キーをひねり電磁ポンプの音を確認し。とか・・・
一速にシンクロがないから、信号などで、とまるときは、一度二速にいれ、二速のシンクロを使ってから一速に入れるなどと言及してあったりする。
バイクに乗っている人ならわかると思ううのですが、あまりに当たり前すぎて、つまらんのである。バイクにはドアがないので、鍵を使ってドアをあける事はできないが、自分のポンコツバイクを始動させる方がよっぽど複雑なのだなぁ・・・儀式とは言えないのだが・・・MVX250の始動方法を見てみよう・・・。
一 まず、四つんばいになって紐を解きシートカバーをめくる。(バイクの場合これが、ドアを開けることに通じるかな・・・) そんでもって、ガソリンがもれていないかタンクに塗装の浮きがないかを触って確かめる。
二 ガスのコックをひねり、ガソリンが落ちるようにする。負圧式コックが壊れ、キャブもオーバーフローしたときに、ガソリンがクランク室やチャンバーを満たすことを防ぐために、ガソリンのコックは停める時は常にオフにしておく必要があるのです。私は2度ほど、チャンバーにガソリンを貯めた事があります。
三 キックレバーを引き出す。
四 チョークを引く
五 キックする。キックレバーを戻す。
六 チョークを調整。暖気し、
七 かぶってしまった場合。新品プラグに換え、三番からやり直し。(最近は調子いいですが、低速走行が多いときは、一度停めると非常にかかりにくくなります。)
八 ミラーの調整。シートカバーをかけてるとミラーが変なところを向いている。
九 ヘルメットとグローブも身に着けないとねぇ。靴もバイク用を履いたほうがええかもね。
上記のMVXは2stですが、4stのKTMも大変です。なにが大変かって、始動の方法自体はオートデコンプついているので楽なのですが(オートデコンプなしのバイクだと、これまた始動大変ですな)4stの癖にかぶるんです。チョークの微妙な開き具合と、アクセルの開け具合の絶妙な組み合わせが必要で、これを誤ると何時までたってもエンジンかからないのです。ガスが濃くなってしまったときの対処法も知っていないと、何回キックしてもエンジンはうんともすんとも言いません。
ああ、バイクってメンドクサイ。乗るのが億劫になります。いや!手間取ってもいいのです。ただ、もっと気持ちよく、かっこよく面倒なのがいいっす。ある意味、もっともっと始動するのに手間隙かかったほうが嬉しいかもしれない。
飛行機の計器チェックのような感覚が欲しいです。計器それぞれの動きを確認し、無数のトグルスイッチをパチンパチンと入れていくにしたがって、赤いランプがグリーンに変わるような作業が欲しいです。現状の車は例えば・・・ブレーキ液や、オイル、排気熱センサーなどのランプが、一度点灯して消えるだけですが、いちいち残量なんかをアナクロにチェックしていくシステムがあると楽しめるなぁ・・・。まさに儀式。覚えるまでは、マニュアル片手に何度か繰り返さないとだめみたいなね。
昔から、ラジオのBCL機を選ぶときも、ボタンの数で決めていたので、そんな車やバイクが欲しくなるわけです。ちなみに、キャトルの前に乗っていたパジェロは一速のシンクロ死んでいましたので、一速に入れるときは、二速か三速のシンクロ使っていました。まるで昔のトラックでした。ノンシンクロを自慢してどうする?って話もありますが、ノンシンクロ以前に最近の車オートマだし。シンクロって何?ってかんじなんでしょうが・・・。
一 まずドアを鍵で(鍵穴に鍵を突っ込んで回して)開けなければならない。
二 チョークを引かなければならない
三 チョークを調整し暖気しなければならない
なんて書いてある。
中には、キーをひねり電磁ポンプの音を確認し。とか・・・
一速にシンクロがないから、信号などで、とまるときは、一度二速にいれ、二速のシンクロを使ってから一速に入れるなどと言及してあったりする。
バイクに乗っている人ならわかると思ううのですが、あまりに当たり前すぎて、つまらんのである。バイクにはドアがないので、鍵を使ってドアをあける事はできないが、自分のポンコツバイクを始動させる方がよっぽど複雑なのだなぁ・・・儀式とは言えないのだが・・・MVX250の始動方法を見てみよう・・・。
一 まず、四つんばいになって紐を解きシートカバーをめくる。(バイクの場合これが、ドアを開けることに通じるかな・・・) そんでもって、ガソリンがもれていないかタンクに塗装の浮きがないかを触って確かめる。
二 ガスのコックをひねり、ガソリンが落ちるようにする。負圧式コックが壊れ、キャブもオーバーフローしたときに、ガソリンがクランク室やチャンバーを満たすことを防ぐために、ガソリンのコックは停める時は常にオフにしておく必要があるのです。私は2度ほど、チャンバーにガソリンを貯めた事があります。
三 キックレバーを引き出す。
四 チョークを引く
五 キックする。キックレバーを戻す。
六 チョークを調整。暖気し、
七 かぶってしまった場合。新品プラグに換え、三番からやり直し。(最近は調子いいですが、低速走行が多いときは、一度停めると非常にかかりにくくなります。)
八 ミラーの調整。シートカバーをかけてるとミラーが変なところを向いている。
九 ヘルメットとグローブも身に着けないとねぇ。靴もバイク用を履いたほうがええかもね。
上記のMVXは2stですが、4stのKTMも大変です。なにが大変かって、始動の方法自体はオートデコンプついているので楽なのですが(オートデコンプなしのバイクだと、これまた始動大変ですな)4stの癖にかぶるんです。チョークの微妙な開き具合と、アクセルの開け具合の絶妙な組み合わせが必要で、これを誤ると何時までたってもエンジンかからないのです。ガスが濃くなってしまったときの対処法も知っていないと、何回キックしてもエンジンはうんともすんとも言いません。
ああ、バイクってメンドクサイ。乗るのが億劫になります。いや!手間取ってもいいのです。ただ、もっと気持ちよく、かっこよく面倒なのがいいっす。ある意味、もっともっと始動するのに手間隙かかったほうが嬉しいかもしれない。
飛行機の計器チェックのような感覚が欲しいです。計器それぞれの動きを確認し、無数のトグルスイッチをパチンパチンと入れていくにしたがって、赤いランプがグリーンに変わるような作業が欲しいです。現状の車は例えば・・・ブレーキ液や、オイル、排気熱センサーなどのランプが、一度点灯して消えるだけですが、いちいち残量なんかをアナクロにチェックしていくシステムがあると楽しめるなぁ・・・。まさに儀式。覚えるまでは、マニュアル片手に何度か繰り返さないとだめみたいなね。
昔から、ラジオのBCL機を選ぶときも、ボタンの数で決めていたので、そんな車やバイクが欲しくなるわけです。ちなみに、キャトルの前に乗っていたパジェロは一速のシンクロ死んでいましたので、一速に入れるときは、二速か三速のシンクロ使っていました。まるで昔のトラックでした。ノンシンクロを自慢してどうする?って話もありますが、ノンシンクロ以前に最近の車オートマだし。シンクロって何?ってかんじなんでしょうが・・・。
by hypermoto
| 2005-09-07 11:04
| ルノーキャトル