2012年 03月 30日
AUXベンチュリーOリングをはめても効果なしの原因を探る。 |
Oリングをはめても効果なしの原因を探る。結論から言えば、Oリングをはめても解決策にならない。かえって悪くなるリスクも大きいです。
AUXベンチュリーをつけたりはずしたりして考えた。画像がウェーバーのAUX(インナー)ベンチュリーを取り外して撮影したところ。奥にチョーク。さらに奥にバタフライが見える。
で。AUXベンチュリーの位置決めの為の溝があるじゃないですか・・・画像左下の奥に向かう溝です。この溝があるかぎり普通のOリングではガソリンはここを伝って出てくるので、完全には止められない。ですよねぇ・・・。
これらの画像をよくみると、ガソリンが通ったあとが黒く汚れているように見えます。あるいはガソリンが通ったところが、白いのかもしれません。どちらにせよ、ガソリンの供給口からその境界が手前に伸びているようです。やはり加速ポンプとかではなくて、右上の丸い穴とAUXベンチュリーの接続に問題があるのだと思います。
ここにAUXベンチュリー全周にOリングをいれると、ガソリンの供給口の反対側にクリップがあって、ベンチュリーを内壁に押さえつけようとしているのに、密着が悪くなる可能性が大きいのです。解決さくとしてはスーパーXでガスケットを盛った方法が一番確実です。
また、右が今まで使っていた3.5で左が今回つけかえた4.5なのですが、クリップのでっぱりが4.5の方が少ないのです。これでは上手く押し付けられません。このウェーバーはアーリータイプ、いわゆるツノなしなので、ここを外側からネジで押さえる方式ではなく、このd型のバネクリップだけがたよりなのです。
ここに一工夫するだけで、より密閉度が増すはずです。どうするかといいますと・・・バネを一度はずしてひっくり返してつけると出っ張りが大きくなります・・・といいますか、なってしまいました。いままでの3.5のバネクリップも本来の取り付け方とは、表裏が逆だったのです。ちょっと驚きました。いままで間違った組み方をしていたのですが、そのほうが調子が良かったということです。
左が表裏逆に組んだバネクリップ。右が本来の組み方。もっとテンションが強くても良いくらいかもしれません。
ということで、苦労して切り出しとりつけたOリングは、このクリップの押し付けを阻害する可能性が大きいということで取り外しました。もしかすると、ユニバーサルブルーとかをちょっとだけ塗るだけでもいいのかも。この状態で走ってかなり滲むようだったら、ユニバーサルブルーを穴周囲に薄く塗布にトライしてみようと思います。
しかし、何故エアファンネル側にこんなにも流れるかです。もはや滲みでは流れています。逆流ですね。ベンチュリー内側に負圧がかかって引っ張られると、外側の隙間に反対に流れが起こるとか・・・なにかそのような、吹き返しだけでは無い何かが起こっているような気もします。
AUXベンチュリーをつけたりはずしたりして考えた。画像がウェーバーのAUX(インナー)ベンチュリーを取り外して撮影したところ。奥にチョーク。さらに奥にバタフライが見える。
で。AUXベンチュリーの位置決めの為の溝があるじゃないですか・・・画像左下の奥に向かう溝です。この溝があるかぎり普通のOリングではガソリンはここを伝って出てくるので、完全には止められない。ですよねぇ・・・。
これらの画像をよくみると、ガソリンが通ったあとが黒く汚れているように見えます。あるいはガソリンが通ったところが、白いのかもしれません。どちらにせよ、ガソリンの供給口からその境界が手前に伸びているようです。やはり加速ポンプとかではなくて、右上の丸い穴とAUXベンチュリーの接続に問題があるのだと思います。
ここにAUXベンチュリー全周にOリングをいれると、ガソリンの供給口の反対側にクリップがあって、ベンチュリーを内壁に押さえつけようとしているのに、密着が悪くなる可能性が大きいのです。解決さくとしてはスーパーXでガスケットを盛った方法が一番確実です。
また、右が今まで使っていた3.5で左が今回つけかえた4.5なのですが、クリップのでっぱりが4.5の方が少ないのです。これでは上手く押し付けられません。このウェーバーはアーリータイプ、いわゆるツノなしなので、ここを外側からネジで押さえる方式ではなく、このd型のバネクリップだけがたよりなのです。
ここに一工夫するだけで、より密閉度が増すはずです。どうするかといいますと・・・バネを一度はずしてひっくり返してつけると出っ張りが大きくなります・・・といいますか、なってしまいました。いままでの3.5のバネクリップも本来の取り付け方とは、表裏が逆だったのです。ちょっと驚きました。いままで間違った組み方をしていたのですが、そのほうが調子が良かったということです。
左が表裏逆に組んだバネクリップ。右が本来の組み方。もっとテンションが強くても良いくらいかもしれません。
ということで、苦労して切り出しとりつけたOリングは、このクリップの押し付けを阻害する可能性が大きいということで取り外しました。もしかすると、ユニバーサルブルーとかをちょっとだけ塗るだけでもいいのかも。この状態で走ってかなり滲むようだったら、ユニバーサルブルーを穴周囲に薄く塗布にトライしてみようと思います。
しかし、何故エアファンネル側にこんなにも流れるかです。もはや滲みでは流れています。逆流ですね。ベンチュリー内側に負圧がかかって引っ張られると、外側の隙間に反対に流れが起こるとか・・・なにかそのような、吹き返しだけでは無い何かが起こっているような気もします。
by HyperMoto
| 2012-03-30 09:53
| 吸気系ウェーバーキャブレター