2011年 05月 31日
ハンチングを作ったよ |
長年愛用しているボロボロのハンチング。ハンチング帽子としては二代目のです。ハンチングはイギリスのキツネ狩りかなにかの帽子で、日本ではかつて商人帽としてかぶられていたようです。最近はやりで若い人もかぶっていますが、ちょっと前まではお爺ちゃんしかかぶっていませんでした。
よこからみるとこんな感じ。
ツバとの縫い目をほどいて開いてみるとこのように前が立ち上がります。立ち上がるとキャスケットっぽいですね・・・もしかすると原型がキャスケットでそれを潰してかぶるのが流行ったのか??本来ハンチングもキャスケットも同類の帽子でキャスケットはフランス語で鳥うち帽と言う意味。アメリカでは新聞うりの少年がかぶっていたことからニュースボーイキャップと呼ばれていたらしい。たしかに映画で新聞売りとか靴磨きの少年がかぶっているイメージがある。
ばらしていきます。糸を切っていくサスマタのようなカッターがあります。
部品わけされた帽子。組みあがった状態では普通の帽子に見えていたが、バラスとあまりのヘタレ具合で雑巾にしか見えない。こんな汚いものかぶってたのかと愕然となる。バラした部品を型紙にして丁寧に切っていきます。型紙を適当に切ると最後に泣きを見ます。
まち針とかしつけ糸とかは生地が硬いためなかなか難しい。まち針を打ってもミシンで縫いにくいため、ステープラーでガンガンとめていきます。
立体になってきました。
できあがり。もういっこ麻素材で作ってみようと思います。
by hypermoto
| 2011-05-31 16:49
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