2010年 11月 02日
油面調整 |
アイドリング・ミクスチャー・スクリューに緩み止めのスプリングが入っています。このスプリングのおかげでこれ以上ねじ込めないですが、そもそもスプリングの厚みがあるから、最後までねじ込めないんじゃないの?って思ったので、スプリングをはずしてねじ込んでみたところ、台座からネジの頭まで1センチ。スプリングをつけても1センチということで、スプリングがもっとも縮まった時に全閉とがわかりました。(他の4つもスプリングの長さをチェックしないとだめですね。)穴の中の受け側を潰すということは、この状態からさらにねじ込むってことです。ねじ山潰れるでしょうね・・・スプリンがもっと短いものが入っていたとすると相方が潰れますかね・・・。
シンクロメーターで測りつつ同調にトライしました。同調は取れますが、一度ふかすとアイドリングが下がらない症状がでています。3000回転くらいまわってしまって爆音が住宅街に響き渡ります。吹き返しもけっこあります。
さて・・・何が原因か。アイドリング・ミクスチャー・スクリューは半分戻し〜1回転の間で調整しています。バタフライもほとんど全閉からちょっとだけ開けた状態で微調整なので、何が??って感じです。油面はフロートでの距離8.5(対策前の真鍮のフロートの数値にあわせています)
もしかして油面がすっごく高い?????
購入したレベルゲージで測ってみます。あたりは真っ暗なのですが(笑)暗がりでライトを口に加えてエマルジョンチューブ引きぬいて、レベルゲージを突っ込んで見てみると・・・22ミリ?? ええ?? 7ミリ油面が高いです。(驚)
8.5で調整しても実際は22かよ!!ってことで、蓋をはずし、フロートを外し足を曲げフロートまで11.5に調整(三回ほど曲げては付けて曲げては付けてしてます。)組み直し油面を測ってみると、29ミリジャスト!! いやぁ・・・レベルゲージなくして油面は測れないってことですね。いいのかな?ホントにあまりの違いに不安になります。
http://www.oct-net.ne.jp/~gopooh/REPORT/weber/weber_setting/weber_setting.html
検索したとこと、同じような体験している人がおられました。私だけではないのか・・・。
納車されたときのフロートの高さの数値は8.5だったので、ニードルバルブの交換はあったにせよ、実際の油面の高さはかなり高かったということでしょうか?それもあってオーバーフローしたのかもしれませんね。
アイドリングはわりかし落ちるようにはなりましたが、アクセルオフでストンっと落ちる感じがまだ無いような気がします。あとは、アイドリング・ジェットを小さくして45F8にするか、50F8(F8よりF11のほうがエアーの穴が大きい)アイドリングジェットって3000回転くらいまで影響するようなので、重要ですよねぇ。でも1本700円です。2セット揃えると5600円。1回呑飲めるくらいかかります・・・なので、どっちか1セットでいってみたい。それじゃあ45F8かな。
あと、メイン絞るか、エアジェットもうちょっと大きくしたい・・・
あるいは、もうちょっと油面下げるかかなぁ・・・というのは、ノギスで測ると29ミリってのはあと2ミリ下なんですよねぇ・・・。
ゆすってみた感じでは二次エアーを吸ってる感じではなかったですが、二次エアーの疑いは捨て切れません。あとバタフライが戻ってないのがあるとか?
キャブレターの本を読んでいたところ、同じケントの1700ssで油面をレベルゲージで測ったら22ミリだったので、29まで油面を下げると書いてありました。もしかしてフロートとかニードルバルブの組み合わせなんかがあると思うけど、8.5で合わせると22になるんでない??
by hypermoto
| 2010-11-02 19:59
| 吸気系ウェーバーキャブレター